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ロンドンの庭園

英国式庭園の美しさは世界でもトップクラス。皆さんもぜひロンドンの庭園を散策してみてください!

大規模庭園(日帰り旅行向き)

ロンドンで特に有名な庭園の多くは規模が大きく、贅をつくして作られた旧私有地がほとんどです。お庭めぐりが大好きという方は、次に紹介する特にお勧めの庭園をぜひチェックしてみてください。

バッキンガム宮殿庭園 (Buckingham Palace Garden)

英国王室に最もゆかりのあるこの庭園は、バッキンガム宮殿 (Buckingham Palace) の一般公開に合わせ、毎年8月から9月にオープンします。42エーカーの庭園は野生動物のオアシス。観光客は庭園に面した宮殿や19世紀につくられた湖などすばらしい眺めを堪能しながら、散策を楽しむことができます。

ケンジントン宮殿庭園 (Kensington Palace Gardens)

ケンジントン宮殿 (Kensington Palace) では、19世紀のイタリア式庭園など、さまざまな庭園の風景を楽しむことができます。エドワード七世の時代に設計された優雅な沈床園 は、17世紀にケンジントンに実在した整形式庭園を再現しています。オランジェリー は1704年から5年にかけてアン王女のためにつくられたもの。冬は温室として、夏は娯楽用の庭として使われました。現在、この優雅な建物は軽食とお茶を楽しめるティールームになっています。

ハンプトンコート宮殿庭園 (Hampton Court Palace Gardens)

ヘンリー八世の荘厳なハンプトンコート宮殿 (Hampton Court Palace) は、庭園でも有名です。川沿いにある60エーカーの広大な庭園には、毎年130万人が訪れ、来園者数は英国一を誇ります。プリビーガーデン(Privy Garden)は最近改修されたもので、ウィリアム三世のためにつくられた1702年当時の見事な庭園を再現しています。ポンドガーデン 、ローワーオランジェリー 、グレートヴァイン のある南園も必見です。東園と北園には、有名な迷路と1707年に植えられたイチイの並木もあります。

エルサム宮殿 (Eltham Palace)

エルサム宮殿  (Eltham Palace) は、かつて王室の領地だったことがあり、ヘンリー八世がそこで多くの時間を過ごしました。1936年以降はコートールド家が居住し、庭造りに膨大な時間を費やしました。修復工事により、四季を通じて、庭園の花々が満開になるよう工夫されています。園内には樹木も多く、秋になると紅葉が見事です。エルサム宮殿は、ロンドン南東部のエルサムにあります。

キュー王立植物園 (Royal Botanical Gardens, Kew)

キュー王立植物園 (Kew Gardens) は世界で最も有名な植物園の一つ。300エーカーの敷地に4万種以上の植物が植えられています。園内には、ビクトリアンパームハウス やプリンセスオブウェールズコンサーバトリー 、新設されたエボリューションハウス など、6つの温室のほか、パゴダ、2つのアートギャラリー、ビジターセンターがあります。来場者を乗せて園内を走るミニ列車もあります。

ハムハウス (Ham House)

ハムハウス (Ham House) は、テムズ川沿いのリッチモンドで17世紀につくられた18エーカーの庭園内にあります。ナショナルトラストによって庭園の修復が行われ、ラベンダーでいっぱいの箱形花壇、日除け、トピアリー、生け垣、パビリオンが甦りました。夏には、温室の外でオレンジの木を鑑賞することができます。

ケンウッドガーデン (Kenwood Gardens)

18世紀につくられた絵画のように美しいケンウッドガーデン (Kenwood Gardens)。南の大テラスからは、広い草原の彼方にある湖と原始林を見渡すことができます。装飾のような花園では、マグノリアのほか、シャクナゲやアザレアの成木を観賞できます。邸宅の北側を囲うように、整形された芝生と並木に沿って低木の混植ボーダーがつくられています。ハンフリー・レプトン が手掛けた歩道の先には環状の歩道が続いており、散歩をしながら見事な形式を楽しむことができます。園内には、バーバラ・ヘップワース とヘンリー・ムーア作のモダンな彫刻もあります。人気のカフェには、アラベラ・レノックスボイド夫人が低木、ハーブ、そしてバラを使って設計したカラフルな庭園もあります。

小規模庭園 (散策向き)

ロンドンには小規模な庭園も多く、都会の喧噪を離れて一息つける場所になっています。その中でも特に美しい庭園をいくつか紹介しましょう。

チェルシーフィジックガーデン (Chelsea Physic Garden)

薬用植物を栽培する目的で1673年につくられたユニークな庭園。現在、園内には、ガーデンオブワールドメディスンと新設のファーマスーティカルガーデン があります。

京都日本庭園 (ホランドパーク内)

ホランドパーク内で目を引く京都日本庭園 (Kyoto Japanese Garden in Holland Park) は、1991年に散策用の庭としてつくられました。日本のスタイルを維持するために、植物の種類や剪定法が吟味されています。

フェントンハウスガーデン (Fenton House Garden)

ロンドン北部のハムステッドにあるウィリアム&メアリー様式の邸宅に隣接する塀で囲まれた絵画のような庭園。溢れんばかりに生い茂る多年草の混植ボーダー花壇、定番のバラ園、果樹園、菜園がフェントンハウスガーデン (Fenton House Garden) の見どころです。

チャールトンハウスピースガーデン (Charlton House Peace Garden)

チャールトンハウス (Charlton House) は、英国有数の荘厳なジャコビアン様式の邸宅です。2006年に、その塀に囲まれた庭園の一つが一般公開されました。この庭園は、アムネスティーインターナショナルの「女性への暴力防止キャンペーン」に賛同し、ピースガーデンとして寄贈されたものです。

フラムパレス (Fulham Palace)

大規模な修復工事を経て、一般公開を再開したばかりのフラムパレス (Fulham Palace)。18世紀の作られた塀に囲まれた見事な庭園で、各種の稀少な低木などを観賞できます。

チズィックハウスガーデン (Chiswick House Gardens)

18世紀にウィリアム・ケントが設計した見事な庭園。ケントが理想としたイタリアの田園風景により、英国式の造園法は大きく変化しました。現在、修復工事中ですが、一見の価値ありです。

庭園史博物館 (Museum of Garden History)

ロンドン庭園探訪の締めくくりとして、英国式ガーデニングの歴史をテーマにした庭園史博物館 (Museum of Garden History) を訪れてみてはいかがでしょう。900年の歴史を持つ旧教会の建物を利用したこの博物館にも、立派な庭園があります。歴史に忠実な植物と装飾を使い、17世紀のノットガーデン(装飾庭園)を見事に再現しています。

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